ハミログ

50代LIFE

映画【ラッキー】死生観を考える

今日は映画の話。

ネットフリックスに加入してかれこれ1年半くらい。そう!あの全裸監督を見たくて入ってしまった。面白くて2回も見た笑

それから見たい物が見終わると映画探しとなるのだが、これがなかなか難しい。

タイトルとサムネと説明文を見る旅だ。

 

これ観た人にオススメと出ても必ずしや一致はしない。なので最近は観たい雰囲気をググって、レビューを見てから探す。まぁこれも無い場合もあるので手間ではある。ネットフリックスにはレビューがないので仕方ない。その点アマゾンプライムは☆とレビューで見る判断がしやすい。

今回はアマゾンプライムのレビューを見て観ることにした。

 

前置きが長くなったが、今回観たのは「ラッキー」

サムネにはおじいさんの疲れた顔が。

スリラー映画?

と思うほど。

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今までならスルーしてる映画かな?笑

 

なんでこれにたどり着いたかと言うと、モーガンフリーマンが見たくなっていて何本か見た。そのオススメに出てきたのだ。

そう、高齢者のカテゴリーですね。

 

90才のラッキーの普段の生活ルーティンを悪く言うとダラダラ流す映画。

アメリカの田舎なのか雰囲気がとても良い。田舎の風景というのは見ているだけで落ち着くね。

 

そのルーティン生活の中での人間模様が描かれているのだが、ラッキーはある日倒れてしまう。

高齢なので何があってもおかしくはないが、病院へ行くと健康そのもの。ようは加齢だからだと医師から告げられる。タバコすら今更やめなくても良いと。

 

ここからラッキーに少し変化が出てくる。

 

死を意識したのか、老いを忘れて遠慮なく行動していく。まるで何かが吹っ切れたように。

 

私はまだ50代なので90才はイメージしにくいが、この先今まで以上にいろいろな意味で老いていく事と50才を過ぎなんとなく死が近づいてくることが感じる故にこの映画を見入ったのかな。

 

どう考えても負ける喧嘩を吹っ掛け

「表に出ろ!」

というが相手は高齢者相手に戦うつもりもない。

ただここは

 

許されない事に今まで指をくわえて見てたラッキーとは違う姿

 

何事もない普通の日々の繰り返し。死を意識する事での心の変化。

 

本当は年齢関係なく、いつ死んでも良いと思えるくらい人生というのは謳歌しなければ死ぬ間際にあれもしておけばよかった、こうしておけばよかったと後悔があるという。ついつい流されていく時間に流されているだけではもったいない。

ラッキーは倒れてからいろいろな人とトラブルになる。が、ラストシーンでカメラに向かって微笑む。これでよいのだと。